日本はやっぱり草履の文化

さて。

うちの近所には男子校があります。

土曜日など、半ドンの彼らの帰りに行きあたることがあります。

音を聞くだけで、あぁあそこの学生さんたちか、とわかります。

なぜか。

かかとを引きずって歩いているから。

ほぼ全員。

学生さんなのでサイズを合わせたであろうローファーを履いていますが。

ずるずるぱかぱかざっざっざ

靴の音じゃない。

サンダルや草履を履いているようです。

洋服を着ているのに歩き方は草履。

彼らは年齢的にも斜に構えるのがかっこいいと思う年齢ではありますが、

はっきり言って、ださい。

昔、海外旅行に行ったときにコペンハーゲンでトランジットが6時間くらいあったことがあります。

暇すぎて、ぶらぶら物色したあとは座ってぼーっとしていました。

そのとき、見るともなく前を見ていたのですが。

通る人通る人、みんな、

さっさっさすたすたすた

と歩いているのに気付いたんです。

かかとを引きずって歩いている人は皆無。

姿勢もいい。

急いでいる、というのもあるのかもしれませんが。

靴が体の一部になっている、という感じ。

あぁ歩くってこういうことか、なんて考えてしまいました。

これはやはり、靴の文化か草履の文化か、ということだと思いました。

骨格も違うんでしょう。

日本人は、着物の着流しに草履、がしっくりくるのかもしれません。

なんにせよ、

洋服を着て靴を履いているなら、ビシッと姿勢を正してすたすたさっさと歩いたほうが

かっこいいと思いますよ!

わたしはね!!

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投稿者プロフィール

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音羽 風子
子供のころにスペインで生活していた期間があり、世界の大きさを実感し、自由に生活することに憧れる。趣味は、旅行、写真、お酒を飲むこと。
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