私の心も死んだ日 – ページ 2

そう

志村けんさんが亡くなってしまいました。

こんなにショックを受けるとは、自分でも思っていませんでした。

最近の番組は、ほとんど見ていなかったんです。

正直言って。

もう、バカ殿で笑える感じじゃないな～、なんて。

ただ、志村けんは大好きでした。

なんでこんなに悲しいのか考えると、

子供のころに兄弟や家族とゲラゲラ笑って楽しくテレビを見ていた

あの楽しい思い出と志村けんが完全に一緒なんですよね。

志村けんがテレビに出ていると、家族が笑ってる。

そして、あまりに子供のころからなじんでいて、親戚のおじさんみたいな感じ。

大事な大事な、そしていつまでも元気で楽しいおじさん。

そんな感覚で思っていたんだと思います。

訃報を知ってからずっと、ふわふわしています。

心ここにあらず。

ショックすぎて悲しすぎて、泣かないようにするのが大変で。

世の中もう終わった、という感じ。

志村けんが死んじゃったら、私もいつ死んでもいいや、

みたいな感じ。

ものすごい喪失感。無力感。

あぁ、私も死んじゃったんだなー、と。

別に死んだわけではないのに。

気持ちの整理ができなくて大変です。

まだテレビで志村けんの映像を見られません。

泣くから。

けんちゃん、本当にありがとう。悔しい。

私の心も死んじゃったようだよ。

でも、おかげで死ぬのが怖くなくなったよ。

あっちに行ったらまた笑わせてもらえると思えるから！！

わざと呼び捨てで書きました。

いつも家でそう呼んでいたから。

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音羽　風子: 子供のころにスペインで生活していた期間があり、世界の大きさを実感し、自由に生活することに憧れる。趣味は、旅行、写真、お酒を飲むこと。
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