それでも仕事がしたい

さて。

仕事。

この間は、私は仕事なんてしたくない、というのが潜在的に持っている欲求だと書きました。

そうなんですよ。

根本的にはゴロゴロしていられたらいいなぁ、と思うタイプ。

それでも…

やっぱり仕事がしたい。

そうも思うようになってきたんです。

ね？ちょっと前向きでしょ？

仕事がしたい、社会と関わりたい。

人とのつながりは、今はまだ怖い。

だけど、たぶん潜在的に、私は人が好きなんだと思うんです。

人とのつながりが続いてほしい。

そうすると、仕事がしたくなる。

ただし。

ここでいう仕事は、自分がやっていて苦しくないもの。

人だけでなく、動物も世の中のために働いている、と思うんです。

働くっていうとちょっと違うかな。

世の中のためになっているんですよね。

ただ生きているだけで。

ただただ生きているだけで。

地球がきちんと自浄作用があり、自然とバランスが取れている状態であれば。

生きているということは、地球に役に立っている、ということ。

そう思うんです。

これは、子供のころ、大好きな「わくわく動物ランド」を見ていた時から思っていたこと。

生きて動くことで、植物の種が運ばれる、花粉が運ばれる。

子供を産んで必死に育てる。次の命を、地球のために残す。

死んですら役に立つ。

その死肉はほかの動物の栄養となって続いていく。

世の中のためになっている。

生きている、必死に生きているだけで素晴らしい。

人間は？

人間は、なんだか複雑な動物になってしまいましたよ。

頭がいいから。

頭で考えて、モノを作り出して、組織を作り出して、仕事を生み出して…

本当は、人間だって、狩りをして、子供を産み育てて、ほかの捕食動物から身を守って…

生きていくだけで大変だったはずなのに。生きているだけで素晴らしいはずなのに。

身の安全な状態を、建物や仕組みという形で作りあげたら、今度は仕事という悩みが出てきてしまった…

すごい矛盾している気がします。

安心して暮らせる仕組みを作ったはずなのに、仕事をしてお金を稼がないと生きていけない状態になってる。

あ、語弊がありますかね。

「お金」は最低限しか稼いでない人でも生活が成り立っている人って案外たくさんいると思うんですよね、自給自足みたいにして。

だから、お金なんてなくても生きていけるはずなんですけどね。

やっぱりある程度のお金は欲しいと思ってしまう。

あぁ、なんだかぐちゃぐちゃになってきましたね…

戻そう。

仕事をしたい。世の中の役に立ちたい。

そんなことを頭で考えて行動するのも人間のいい面なのかもしれないですね。

ただ生きているだけで本当はいいはずなんですけど、人間は複雑だから。

ただし、

自分が楽しいと思いながら、わかりやすい仕事をしたいと思うんです。

これだけは譲れない。

次に仕事をするときには、この条件だけは外せないと思っています。

そう、正直、いよいよ転職を考えています。

だけど…

自分が楽しいと思いながら仕事をすることって、自分が楽しい仕事って、世の中の役に立つのだろうか？

そうも思うんです。

これも悩むところ…

ですが、ちょっと気づいたんです。

自分が良いと思って一生懸命やった仕事。

例えば…ものを作って売る。

自己満足で一生懸命作ったものだけれども、結局は、誰かに喜んでもらいたい、誰かに褒めてもらいたい。

承認欲求ですね。

最近は承認欲求って悪のように言われるようになっています。

私もそう思っていました。

無駄な承認欲求なんてなくしてしまえ！！と。

ですが…

誰かが喜んでくれたら、誰かに良い商品だね、とほめてもらえたら、

次に進むモチベーションには、確実になると思うんです。

だから、自己満足だけど、他者を意識することで自己満足以上のものになっていくのかしら？

とか、そんなことを考え始めているんです。

誰かに認めてもらえなくてもいいんだよ、あなたはあなたのままでいいのです。

あなたを苦しめる承認欲求というものを捨て去りましょう！！

こんなことをよく目にするようになりました。

自分を苦しめていることから自分を解放するためにはとてもいい言葉なんでしょう。

わかります。

ですが、私は他者とともに生きていきたい人。

誰かに褒められたい。

わかってくれる人だけでいいんですけどね。

褒めてもらって、意見を言ってもらって、直して、よりよくして、自分の技術も上がって。

そういうのが理想だなー、と。

ということで、今は、心から自信が持てる、この仕事好きだなぁ、と思える仕事がしたいなぁ、と思っています。

基本は、ゴロゴロしているのが人生の理想なんですけどね。。。