語学学習のツールの一つといえば「聴き流し」
CMでもたくさん流れたことで、聴き流すだけ語学法はみなさんのよく知るところとなりましたよね。
聴き流すだけでまったくわからなかった言語が習得できたら、こんなに素晴らしいことはない!と思いますよね。
私もそう思ったうちの一人です。
スペイン語の勉強初めは聴き流しにしようと、数年前の私は思ったのでした。
スピードラーニングをやってみた
スペイン語ペラペラを夢見て、スピードラーニングのスペイン語教材を申し込んでみたのです。
教材は、CD数巻とテキストがセットになっていました(当時はカセットテープとCDが選べましたが、今はもっと媒体は増えているかもしれません)。
一式で確か7万円くらいだったかと記憶しています(安くないです)。
CD教材の中身は、スペイン語、英語、日本語の順で会話が流れていく、というものでした。
テキストには会話全文のスペイン語、英語、日本語が書いてあり、コンパクトで持ち運びしやすいサイズです。
よーし、これでスペイン語も英語もしゃべれるようになっちゃったら、私カッチョイイ!
もう、ワクワクです。
その頃の私は、スペインに住んでいたとはいえ、ちょびっとの単語の意味と1から100くらいまでの数が言える程度のスペイン語力しかありませんでした。
結論。聴き流すだけでは難しい。
聴き流すだけ。
テキストは見ないでとにかく数日間聴いてみました。
「む、難しい…」
まさにチンプンカンプン。
しばらく聴き流しても、まぁわかりません。
驚いたことに、英語はとてもわかるのです。
あぁ英語ではこういうふうに言えばいいんだ、なんて思っちゃったりして。
しゃべることが最終目標でも、最低限の文法の勉強は必要です
そして、最低限の単語も知っていないと、まぁわからないです。頭に入らないのです。
「聴き流す」、ではなく、「頭をすり抜けていく」感じ。とどまらないのです。
なんか、「言語」として脳が認識しない感じ、とでも言いましょうか。
私が思うに、言語として脳に認識させてからでないと聴き流し学習は効果を表さないのではないかな。
面倒だ、しゃべるなら必要ないでしょ、と思っても、最初は少しでも単語を覚えることと文法を勉強することは、絶対に必要です。
私はそう思いました。
スピードラーニングは素晴らしい教材です
やり方を間違えなければ、スピードラーニングはとても良い教材だと思います。
きちんとしたテキストもついていますし、会話のシチュエーションも様々ですし、日常会話も豊富です。
そして、声の出演者の方はネイティブの方なのでとても自然。
教材が悪いわけではありませんので、あしからず。
聴き流しは私にはこういう感じでした。
またやり直してみようかな。
習得までの道はまだまだ長い…
投稿者プロフィール
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子供のころにスペインで生活していた期間があり、世界の大きさを実感し、自由に生活することに憧れる。趣味は、旅行、写真、お酒を飲むこと。
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