休職体験記〜美術展に行ってきた〜

休職中のぶーこです。

仕事のこと、復帰のことを考えると焦ってしまいます。

考えないようにするために、お出かけ予定を入れることにしました。


今日は朝から雨でしたが、行きたいなぁ、でもどうでもいいかなぁ…と思っていたところへ行くことを決意!

「プーシキン美術館展」へ行ってきたぞ!

プーシキン美術館展へ行くことを決めました。

場所は東京都美術館です。

上野の公園内にある美術館の一つです。

出発前、あのサリン事件のオウム真理教の麻原彰晃こと松本死刑囚ら幹部たちの死刑執行のニュースが…

なんだか不吉な感じ。

外に出ると何かに巻き込まれてしまうのでは…

なんて逡巡してしまいましたが、

出かけなければ!

私は生きているんだ!

ということで、パッと行ってパッと帰ることにして、思い切って外に出ましたとさ。

チケットは駅で購入

上野の公園口改札の手前、駅構内にチケットブースがあります。

こちらはたいてい空いているので、ここで買ってしまいます。

時間によっては少し並びますが、会場よりは空いているような気がしますよ。

オススメです。

公園口を出て、西洋美術館の前を通過。

上野動物園の方向に進み、右方向に行くと、東京都美術館があります。

わかりにくいですが、上野動物園を正面にして右の方!

これでなんとかなります。

会場は…比較的空いていた

ちなみに、プーシキン美術館展は7月8日(日)まで!

気になっている方はお急ぎください!

会場入り口は全く並ぶこともなくすんなり入場。

美術館のチケットブースもガラガラです。

ありゃ、取り越し苦労…

ちなみにちなみに、私が美術館に到着した時間は10時15分くらいです。

中に入ると矢印で案内がありますよ。

空いてます。

ゆったり名画を鑑賞

ガラガラ、というわけではありませんでしたが、かなり空いていたと思います。

人と人の間にスペースもありましたし、移動するのも楽チンでした。

<独断!心に響いた絵画10+1>

  1. ルイジ·ロワール「パリ環状鉄道煙(パリ郊外)」
  2. エドゥアール·レオン=コルテス「夜のパリ」
  3. ジャン·ペロー「芸術橋(ポン·デ·サール)近くのセーヌ河岸、パリ」
  4. アルベール·マルケ「パリのサン=ミシェル橋」
  5. クロード・モネ「陽だまりのライラック」
  6. アンドレ·ドラン「港に並ぶヨット」
  7. クロード·ロラン「エウロペの掠奪」
  8. ジュール·コワニエ/ジャック·レイモン·ブラスカサ「牛のいる風景」
  9. クロード=ジョセフ·ヴェルネ「日の出」
  10. クロード=ジョセフ·ヴェルネ「日没」
  11. フェリックス·フランソワ·ジョルジュ·フィリペール·ジエム「ボスポラス海峡」

1.は、パリの郊外の鉄道の煙がもうもうとする中、霞んで見える人々や現地の風景を描いた大作です。

なんとも雰囲気のある絵で、自分がその場にいるような気持ちになり、とてもお気に入りになりました。

2.は、街灯が灯るようになり、人工の光で夜が明るくなったパリの夜を描いています。

これまた絵の中の街に自分がいるような気分になれる、夜の絵なのに華やかさを感じる素敵な絵です。

3.これも自分が、この時代のパリにいる錯覚に陥らせてくれる絵です!

まるで映画のよう!

雨上がりなのか薄暗い街に、様々な人が行き交う橋。

じっと見つめていても飽きない一枚です。

4.この絵は可愛い!

フォービズムの画家が描くパリの街。

大胆で簡素化された表現が…可愛い!

レプリカを家に飾りたくなります。

5.今回の絵画展の目玉は、クロード・モネの「草上の昼食」です。

ですが…

好みじゃない…

これは感覚の問題なので、仕方がないのです!

それよりも、こちら。

「陽だまりのライラック」。

二人の女性がライラックの樹の下でくつろいでいます。

ライラックの花の色がとても美しい。

日が差し込んでいて、とっても幸せな一枚です。

6.は、まるで子供が描いたような港の絵です。

ヨットも人物も、単純化されて描かれていて、本当に子供が描いたよう!

それでいて、大胆な色使い。

赤、青、白…

明るくて元気が出ますよ。

7.こちらのテーマは神話なはずなんですが…

神話をテーマにした部分は手前にほんのちょこっと。

大部分は海が描かれています。

海を描きたかったのかな、という一枚です。

手前にいる牛たちも詳細に描かれていて、とっても勉強になる絵です。

8.こちらの絵は、光の加減がとても素晴らしい!

牛と羊が描かれていますが、羊が座っている描写がリアル!

おしりの部分が本当に羊を見ているようで、思わず笑顔になります。

羊の毛や木の幹などに光が当たっている様子が本当にリアルです。

9.10.は連作です。

出向する船、帰ってくる船が、それぞれ描かれています。

日の出と日の入りを描き分けるなんて…なんともすごい技術です。

11.この絵は大好きですね〜

ボスポラス海峡をトルコ側から描いている絵です。

手前にターバンを巻いた男性がいて、帆船が見える。

遠くには建物が見えますが、霞がかっている様子が神秘的!

本当に神秘的な絵です。

お土産を購入

美術展のお楽しみの一つ、売店でのお買い物です!

絵ハガキはもちろんですが、最近のマイブームはクリアファイルやチケットホルダー!

クリアファイルの素材は、ハガキよりも色が鮮やかに出るので、本物に一歩近い気がします。

また、使えるものなので、人にあげるお土産としてもオススメです。

今回残念だったのが、上で紹介した私のお気に入りの絵画が、全然お土産になっていなかったこと!

いやー、残念だわ…感覚が違うのかしら…

面白いものを買いました。

「旅する風景画家てぬぐい」

てぬぐいに風景画家の顔が描かれているのです!

シュールー!!

とってもシュールでウケました。

シリーズで、トートバッグ、Tシャツもありますよ。

一番安くて使えると思ったので、てぬぐいにしました。

会場を出たところに、アンリ·ルソー「馬を襲うジャガー」をモチーフにしたパネルが!!

写真のように、自分たちが絵の中に入ったかのような写真が撮れるのです!!

一人だったから出来ませんでしたが、これも面白いお土産になりますよね。

まぁ〜、シュール!


帰りにチケットブースを覗くと列が!

駅の構内のチケットブースにも長蛇の列が!!

美術展は早めに行くに限りますな。

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投稿者プロフィール

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音羽 風子
子供のころにスペインで生活していた期間があり、世界の大きさを実感し、自由に生活することに憧れる。趣味は、旅行、写真、お酒を飲むこと。
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